2月14日に行われたプレミアリーグ第26節アーセナル対レスター・シティは、ダニー・ウェルベックの決勝ゴールでホームのアーセナルが2-1で勝利を収めた。沸いたアーセナルサポーターだったが、あるひとりのファンが翌日手術を受ける破目になったとMirrorが伝えている。
Mirrorに事の顛末を明かしたのは26歳のスコット・ウッズさん。彼はアーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアムのシーズンチケットホルダーでもある。ウェルベックの劇的ゴールが決まった瞬間、ウッズさんは隣で観戦していた父親の周囲を激しく飛び回った。
「ゴールが決まった瞬間、だいたい2メートルは飛び上がったと思う。自分でも何をしていたのか気づかない状態だった」
ウッズさんはその時、腹部に痛みを感じた。最初は胃痛かと思ったくらいで、試合後にはパブに繰り出し勝利の美酒を味わった。帰宅後も腹部の痛みが治まらず、翌朝には胃の辺りに突起物があるのを発見し、病院に向かった。
医師から「何か重いものを持った、もしくは運動したか?」と聞かれてウッズさんは困惑したが、その瞬間「あのジャンプだ!」と気づいたという。
ヘルニアと診断されたウッズさんは、即手術。術後、意識を取り戻してから主治医に最初に聞いたことは、「日曜のハル戦(FAカップ5回戦)を観に行っても良いですか?」だった。
観戦の許可は与えられたようだが、また劇的な決勝ゴールが生まれても、ウッズさんは席から立ち上がらないよう自制しないといけないと話している。
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