米国プロバスケットボール(NBA)は2月14日、トロントのエア・カナダ・センターでオールスターゲームが行われた。西軍と東軍に別れて行った試合は、西軍が196-173で勝利。MVPには2年連続ラッセル・ウェストブルックが選ばれた。
前半からハイペースな点の取り合いになった今年のオールスター。92-90の西軍リードで折り返すと、後半も次々に一流選手の妙技が飛び出した。
中でも東軍のポール・ジョージは、オールスターゲーム新記録となる1試合9本の3ポイントシュートを成功させ、41得点をマーク。チームが敗れたため惜しくもMVPは逃したが、会場を沸かせた。
MVPを獲得したウェストブルックは31得点、8リバウンド、5アシスト、5スティールの活躍。2年連続オールスターMVPは1958年、59年に達成したボブ・ペティット以来。ただし、1959年のペティットはエルジン・ベイラーとの同時受賞だったため、単独での2年連続は史上初となる。
《岩藤健》
page top