野球日本代表の侍ジャパン・小久保裕紀監督が2月1日、古巣のソフトバンクのキャンプを訪問し、選手の状態を確認した。
ブルペンに姿を現した小久保監督は、終始和やかなムードでソフトバンクの工藤公康監督と談笑した。ブルペンで投球練習をチェックした後は、柳田悠岐外野手や中村晃外野手ら侍ジャパン候補となる選手たちの情報を収集。
特にオフに右ヒジを手術してリハビリを乗り越えてきた柳田の様子は気にかけていた様子。工藤監督から情報を得た上で、「打つ方は問題ない。ヒジに不安があれば投げさせない方向ということも考えている」と、指名打者での招集も示唆していた。
3月5日・6日には好敵手・台湾との強化試合を控える。昨年行われたプレミア12を辞退した柳田にとっては、招集されれば久しぶりの侍ジャパンでの戦いとなる。
これに対して、「侍ジャパンの打線には柳田がやっぱり入っていてほしいよね。厚みが出る」「あんまり無理させない方がいいんじゃないか。シーズン前だしね」「柳田の実力は分かっているのだから、他の選手を試した方がいいのではないか」など、ファンからはさまざまな声が寄せられていた。
小久保監督の視線は、2017年3月に行われる第3回ワールド・ベースボール・クラシックを見据えている。
《浜田哲男》
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