セリエAのユベントスは1月27日、コッパ・イタリア準決勝ファーストレグでインテルと対戦する。24日のセリエA第21節、ローマ戦に勝利しリーグでは11連勝と波に乗っているが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はこれまでのことは一度忘れるべきと考えている。
インテル戦に向け大事なのは平常心と話すアッレグリ監督。そのために必要なのは「心を楽にして本能的になること」と語った。
「リーグで11連勝、コッパ・イタリアでも2連勝中。難しいことだがトライしなければならない。メディアで言われることすべてが重圧になりかねない。我々はそういったことを考えずにプレーして、目の前の一戦を戦う必要がある」
開幕からの不調を打破し、セリエA2位まで浮上してきたユベントス。対してインテルは一時期の勢いがなく4位へ後退した。ユベントス有利と見る声も多いが、「インテルは依然として強敵だ」との見方も指揮官は示した。
「彼らは燃えたぎっているはずだ。我々のように決勝進出へすべてを注ぐだろう。インテルは危機に陥ってなどいない。2週間でまったく別のチームになってしまうはずがないんだ。我々と勝ち点4しか違わないし、ナポリとも6ポイント差だ。インテルはまだセリエAの優勝候補だよ。とても厳しい第1戦になるだろうね」
《岩藤健》
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