ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が1月22日、仙台市内のコボスタ宮城で自主トレを公開した。楽天の則本昂大投手、松井裕樹投手らとともに汗を流し、2月から始まる春季キャンプに備えた。
昨シーズン終了後に右ヒジの骨棘(こっきょく)除去手術を受けた田中。この日はキャッチボールで約40メートルの距離を投げ、順調な回復具合をアピールした。練習後は囲み取材に応じ、12月に公開した自主トレに比べ「距離も球数も少しずつ増えている」と話した。
ロサンゼルス・ドジャース加入が決まった前田健太投手との対戦について聞かれると、「リーグは違いますし、毎年そのチームと試合があるわけではないので日本よりも当たる確率は低いのかなという気持ちもあります。でも、今年はニューヨークで試合があるので、対戦する機会があれば」と答えた。
田中の自主トレ公開にファンからは、「期待してますよ」「今年はシーズン通して活躍してほしい」「仙台で自主トレしてるの当たり前かもしれないけどめちゃくちゃ嬉しい」などの反応が寄せられている。
最後に田中はメジャー3年目のシーズンに向け、「今年は周囲が納得する数字を残したい」と抱負を語った。
《岩藤健》
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