サンフレッチェ広島は12月16日に、アルゼンチンの名門リーベル・プレートとクラブワールドカップ(W杯)準決勝で対戦する。注目の対戦を前に広島の森保一監督と、青山敏弘キャプテンが会見に出席した。
森保監督、青山キャプテンに「リーベルで注目している選手は誰か」という質問が飛んだ。森保監督は2名の名前を挙げた。
「中盤の選手で言えば、クラネビッテル選手は攻守のつなぎ役だと思うし、チームの中心。攻撃の部分でサンチェス選手はセットプレーのキッカーも含め、チャンスを作る側にもなれるし、自分で決めていくこともできる。ゴール前に顔を出したり、相手の嫌なことができる選手」
森保監督が注目選手のひとり目に挙げたMFマティアス・クラネビッテルは、リーガ・エスパニョーラのアトレティコ・マドリード移籍が決まっている22歳。クラブW杯後の2016年1月から主戦場を欧州に移す。
青山キャプテンは「もちろん先発は素晴らしい選手ばかりだが、ベンチにいる選手も素晴らしい。うちもそうだが交代で入った選手が仕事するというのが強いチームだと思う」と層の厚さを称えたうえで、元アルゼンチン代表MFルイス・"ルチョ"・ゴンサレスの名前を挙げた。
リーベルの選手層は厚く、ベンチにもバルセロナやレアル・マドリードで活躍したFWハビエル・サビオラがいる。アルゼンチンの名門チームを相手に、Jリーグ王者がどのような試合を見せてくれるか。
注目のクラブW杯準決勝は16日19時30分に開始予定。
《岩藤健》
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