サンフレッチェ広島、アフリカ王者を撃破…クラブW杯準決勝進出 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

サンフレッチェ広島、アフリカ王者を撃破…クラブW杯準決勝進出

スポーツ 短信
サンフレッチェ広島、アフリカ王者を撃破…クラブW杯準決勝進出(c)Getty Images
  • サンフレッチェ広島、アフリカ王者を撃破…クラブW杯準決勝進出(c)Getty Images
  • サッカー ゴール イメージ(c)Getty Images
サッカーのクラブW杯は12月13日に準々決勝が行われ、開催国王者サンフレッチェ広島は、アフリカ王者マゼンベを3-0で下し準決勝に駒を進めた。

高い身体能力を随所に発揮しながら攻めるマゼンベに対し、広島は落ち着いた守りで相手を封じる。マゼンベの猛攻を耐え抜いた前半終了間際、塩谷司がCKの流れから先制ゴールを決め、広島が1-0とリードして折り返した。

後半11分にも広島は千葉和彦が、再びCKから頭で追加点を奪う。同33分には浅野拓磨のダメ押しゴールも決まり、アフリカ王者を完封する鮮やかな勝ち上がりを見せた。

試合後の会見で森保一監督は勝因について、「身体能力の高い相手に強い個の力と、日本人のよさである組織力で戦っていけた。こういう戦い方で世界と渡り合っていけば結果を残せる、いい戦いができるということをクラブチームではありますが、今日の我々の選手たちは自信を持って、ひとつまた成長してくれたと思っています」と語った。

前の試合で中盤の主力に負傷者が相次いだ広島。この試合ではリーグ戦でもほとんど出場のなかった茶島雄介を起用した。茶島はCKから2得点を演出、起用に応え勝利に貢献した。

茶島の活躍を森保監督も、「本人が持っている力は100パーセント試合の中で出してくれたかなと思います。得点にも絡み、彼の一番の特徴である運動量で攻守に絡んだ。本当にチームの勝利に貢献する働きをしてくれたと思います」と喜んだ。

準決勝に進んだ広島は16日、アルゼンチンの強豪リバー・プレートと対戦する。
《岩藤健》

編集部おすすめの記事

page top