サウサンプトンも吉田麻也、致命的ミス…クーマン監督も叱責 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

サウサンプトンも吉田麻也、致命的ミス…クーマン監督も叱責

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吉田麻也 参考画像(2015年11月28日)
  • 吉田麻也 参考画像(2015年11月28日)
イングランド・プレミアリーグ第14節、マンチェスター・シティ対サウサンプトンの試合。不用意なプレーで相手に先制点を献上した日本代表DF吉田麻也について、サウサンプトンのロナルド・クーマン監督は不満を見せている。

「これは戦術の問題ではなく選手の問題、今日のメンバーの問題だ」と話すクーマン監督。ケヴィン・デ・ブライネの先制ゴールが生まれた場面を振り返り、「あのポジションでボールを奪われたら、失点するのは当然だろう。しかもスターリング相手にだ」と話した。

問題の場面は前半9分、右サイドバックで出場した吉田麻也が、自陣でラヒーム・スターリングを交わそうとしてボールを奪われた。ドリブルで攻め上がったスターリングのパスから、デ・ブライネのゴールが生まれる。

クーマン監督は「吉田はより守備的な選手だと思ったから先発に起用した」と説明し、自身の意図と吉田のプレーにズレがあったことを悔やんだ。

最近は本来のセンターバックではなく、サイドバックでの出場が増えている吉田。このポジションにも慣れてきたかと思われた矢先のミスに、「選手に違うポジションでプレーさせることは常に困難が伴う。そして彼はミスをして失点をした」とクーマン監督は続けた。

ただし、指揮官は「このチームで最初の20分に同じようなミスをした選手は彼だけじゃない。25分で2-0だったのはむしろ幸運なほうだ。なぜならすべてのボールを奪われ、ピッチを支配されていたからね」とチーム全体が立ち上がりから浮き足立っていたともしている。

試合はマンチェスター・シティが3-1で勝利している。
《岩藤健》

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