10月28日に行われたキャピタル・ワン杯4回戦、アストン・ヴィラとの試合でサウサンプトンの吉田麻也は右SBで先発出場した。後半6分には先制ゴールを決め2-1での勝利に貢献、サウサンプトンのロナルド・クーマン監督はクラブの公式サイトで吉田の活躍を称賛している。
チーム内での厳しいポジション争いが続く吉田。プレミアリーグ第6節で失点につながるプレーを見せて以降、出場機会を減らされていたが久しぶりに先発で試合に出場した。本来のCBではなく右SBでの起用だったが、吉田はスコアレスの膠着状態が続いた後半6分、味方とのパス交換から攻め上がり左足でゴール隅に決めた。
これにクーマン監督も「吉田の多彩な才能なチームにとって不可欠だ。この試合で最大の功労者は彼だ」と絶賛。監督は練習で見せる吉田の態度にも好感を持っており、彼には試合でプレーする資格があるとも話した。
11月1日にはボーンマスとプレミアリーグ第11節を戦うサウサンプトン。吉田は監督へのアピールを続けていけるか。
《岩藤健》
page top
