照ノ富士が渾身の寄り、白鵬を下す…大相撲九州場所 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

照ノ富士が渾身の寄り、白鵬を下す…大相撲九州場所

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大相撲九州場所は11月21日に14日目を迎えた。13日目の取組で横綱・日馬富士との直接対決に敗れた白鵬は、この日の取組でも大関・照ノ富士に敗れ連敗、優勝争いで一歩後退した。

立ち会いから右四つで組み合った相撲は、互いに胸を合わせ3分近く続いた。常に先に動き展開をリードしたのは照ノ富士。まわしを引きつけ寄っていくと白鵬の腰が浮く、なんとか横綱も残したが、がっぷり組んだ体勢から攻め手がない。最後は照ノ富士の寄りに根負けしたかのように、力なく土俵を割った。

夏場所では最後まで白鵬と優勝を争っていた照ノ富士。千秋楽で兄弟子・日馬富士が白鵬に勝利したことで、初優勝と大関昇進が決まった。その借りを返す白星に「照ノ富士が日馬富士に初優勝の時の借りを返した」「照ノ富士すごかった!面白い」という声が挙がる。

一方で最後は無気力と見えた白鵬に、「照ノ富士の援護射撃に泣いたけど、白鵬はどうしたんだろう」「白鵬やはり休場明けで万全ではないと見える」「立ち会いただ立っただけ、組み手の苦手な照ノ富士に四つで組まれ何もできず寄り切られる。無気力というかまだどこか悪いのではと思ってしまう」など体調を心配する声も聞かれた。

優勝争いは横綱・鶴竜を電光石火の押し出しで破った日馬富士が13勝1敗でリード、それに12勝2敗の白鵬と西前頭10枚目・松鳳山が続く。
《岩藤健》

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