プレミア12、ドミニカが全敗で敗退…日本は中村晃がサヨナラ打 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

プレミア12、ドミニカが全敗で敗退…日本は中村晃がサヨナラ打

スポーツ 短信
ソフトバンク 中村晃
  • ソフトバンク 中村晃
  • プレミア12の侍ジャパン、小久保監督(c)Getty images
野球の国際大会プレミア12は11月15日、グループBで3試合が行われた。日本がベネズエラをサヨナラで下したほか、ドミニカはメキシコに敗れ全敗での敗退が決定した。韓国対アメリカ戦では不可解な判定があった。

●メキシコ9-6ドミニカ
ここまで4戦全敗のドミニカ。対するメキシコは1勝3敗、この試合に決勝トーナメント進出がかかっていた。

メキシコが初回に3点を奪った試合は、中盤にドミニカが反撃を見せ、五回終了時点で6-6の同点。だがドミニカは六回、守備の乱れから先頭打者の出塁を許し、ヒットとロベール・ロペスの犠牲フライで勝ち越し点を与えた。

メキシコは八回にも2点を追加。投げては3番手のマーク・セラーノが4回2/3を6安打、2失点のロングリリーフで追撃をかわした。

●アメリカ3-2韓国
1次ラウンド2位突破をかけた戦いは、五回にアメリカが2本のタイムリーで2点先制する。だが韓国も七回に一死二、三塁からミン・ビョンホンの2点タイムリーで同点に追いついた。韓国は九回裏に一死満塁のチャンスを作るも生かせず、試合は延長戦に突入した。

延長十回表にアメリカは無死一、二塁からアダム・フレイザーがバント失敗。二死一塁に変わる。ここでアメリカはフレイザーに盗塁を指示。完全にアウトのタイミングだったが、塁審はセーフと判定した。

国際映像では、二塁ベース手前に置かれたグローブへスライディングする、フレイザーの姿が繰り返し流された。二死二塁と変わり、続くブレット・エイブナーが一二塁間を破る勝ち越しタイムリー。これが決勝点となりアメリカが勝利した。

■日本6-5ベネズエラ
日本は1点ビハインドの八回に山田哲人、川端慎吾が連打で出塁し、5番の筒香嘉智が敬遠される。打順は今大会絶好調の中田翔に回り、中田は期待に応える2点タイムリー二塁打を放った。

日本は九回表に2点を失い再び勝ち越されるが、裏の攻撃で相手の暴投、中村晃のサヨナラタイムリーが出て勝利した。

試合詳報: 侍ジャパン、中村晃のサヨナラ打でベネズエラに劇的勝利…プレミア12で1次ラウンド全勝

日本は1次ラウンドを5戦全勝で突破した。

●決勝トーナメント組み合わせ

カナダ(A組1位)対メキシコ(B組4位)
アメリカ(B組2位)対オランダ(A組3位)
キューバ(A組2位)対韓国(B3位)
日本(B組1位)対プエルトリコ(A組4位)
《岩藤健》

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