嶋は2月の楽天のキャンプ中に右ふくらはぎに痛みを覚え、以降は別メニューで調整。ここまで回復を期待してチームに帯同していたが状態は上がらず、本戦への出場は難しいと判断した。嶋はここまでの練習試合でも出場することができず、「1試合もゲームに出ないで本大会に出るということはあり得ない。誰も納得できない」と辞退の理由を語った。
嶋は2015年11月に開催された「WBSCプレミア12」では主将としてチームを牽引。扇の要、精神的な主柱としても小久保裕紀監督から信頼を寄せられていた。
代わって招集されたのは炭谷銀仁朗捕手(西武)。第3回WBCやプレミア12のメンバーでもあり国際大会の経験は豊富だ。
「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC」に臨むジャパンの嶋基宏選手が会見を開き、出場を辞退することを発表。代役には前回WBCやプレミア12など経験豊富な炭谷銀仁朗選手が召集されます。https://t.co/5AvZEVtoaG #侍ジャパン pic.twitter.com/ZvkrT2dHvx
— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) 2017年3月4日