ヤクルトは9月13日、ナゴヤドームで中日と対戦。接戦となった試合は両チームとも決め手を欠き、延長12回を戦うも2-2の引き分けに終わった。
0-0で迎えた6回裏、中日は主砲・ルナ内野手が2点適時打を放って試合の均衡を破る。しかし、ヤクルトは7回表に代打・ユウイチ外野手の適時打で1点差に迫ると、続く8回表には畠山和洋内野手が起死回生の同点ソロ本塁打。ここから両チームとも投手陣が踏ん張り、そのまま無得点で試合を終えた。
これに対して、「ヤクルトはよく粘ったよね。上位戦線に残る上でもこの引き分けは大きい」「畠山がホームラン打ったけど、山田との打点王争いが楽しみ。山田に追いつかれそうで追いつかれていないよね」「ヤクルトとしては負けなかったのは良かった。中日も必死の継投だったしね」など、終盤に追いついたヤクルトの粘りを評価する声が挙げられていた。
この試合を引き分けで終えたヤクルトは、同日の試合で広島に敗れた阪神をかわして首位に浮上した。
《浜田哲男》
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