神宮で行われた9月10日のヤクルト対DeNA戦は、ホームのヤクルトが3-1で勝利した。二回に大引啓次の5号ソロで先制し、四回には山田哲人の34号ソロで追加点を奪った。投手陣はDeNAの反撃をホームランの1点だけに抑えた。
ヤクルト先発の石川雅規は、ランナーを出しながらも熟練の投球で要所を締め、DeNA打線にホームを踏ませない。七回に安打と四球で二死一塁、二塁としたたところでマウンドを秋吉亮に譲ったが6回2/3を投げ2安打、無失点の内容で10勝目を挙げた。
プロ生活14年で通算11度目の2桁勝利。安定した投球でチームを支える左腕に、「もうどうせなら15勝して最多勝獲ってほしい」「石川投手ありがとう!このまま優勝まで突っ走れ!」「二桁勝利が現役投手単独最多の11度目って、ほんと頭が下がります」「このまま勝ち続けて投手も野手も、タイトル全部獲っちゃおう!」「石川投手のテンポが素晴らしいです」などファンの信頼も篤い。
同日の試合で首位の阪神が巨人に敗れたため、ヤクルトは65勝59敗1分けで同率首位に並んだ。
《岩藤健》
page top