ソフトバンクとジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)は3月10日、都内で共同会見を開催した。
会見では、ソフトバンクがBリーグのトップスポンサーに就くことが発表された。Bリーグは、2016年秋に開幕する日本男子プロバスケットボール新リーグ。
会見には、ソフトバンクの孫正義代表、日本バスケットボール協会の川淵三郎会長、田臥勇太選手らが参加。質疑応答が行われた。
***Q&A***
ー:Jリーグスタート時に、川淵会長へ、孫代表が白紙の小切手を出したということですが、今回は?また試合のライブ配信などを明言されたが、ソフトバンク以外の携帯ユーザーはどうなるか。他の競技へのライブ配信機能の横展開はあるか。
孫代表(以下敬称略):Bリーグは、川淵会長が立ち上げる、ということでそれであれば応援しようじゃないかと。金額は社内で私は聞かないで、先に決めたということです。金額交渉は立ち会っていません。川淵会長、いこうよ、ということで指示しました。もちろんスマホでのライブ配信はソフトバンクユーザーには見れますが、他のユーザーにも配慮すべきだなとは思います。また、他の競技については、ここはバスケットボールの場なのでコメントすべきではないと思います。
ー:ソフトバンクユーザーとそれ以外のユーザーについて料金の設計は。
孫:料金などについては、いま部下含め具体的な検討を進めています。ソフトバンクは野球などもありますから、そのセットでそういう価格付けになるか、できるだけオープンな人に見れるようにしていきたい。今まで衛星放送やケーブルチャンネルなどもありますが、それ以上のみなさま、さらにはグループにヤフーのスポーツナビなどもありますから、できるだけ多くのファンの人々に触れ合えるような機会を用意したいと思います。
ー:Bリーグではビデオ判定を用意する検討をしているなかで、判定映像の利用などについては。
孫:我々ITの会社ですので技術を駆使して、ビデオ判定を正式に採用していくのであれば、全面的に応援する体制をとっていきます。最近は様々インターネットで映像配信、コントロール能力が高まっていますので、よりジャッジが正確に行えるように、選手のみなさんによりフェアな結果が出せるように支援していきたいと思います。
ー:話をしてから2日で決められたということですが、いつ頃ですか。またPepperを絡めた施策は。
孫:川淵会長からの電話は1、2ヶ月前ですね。Pepperね、ジャンプできませんからね。Pepperがいろんなイベントで盛り上げ役になるのであればね、応援したいですね。
ー:川淵会長はさきほど、ソフトバンクさんのプレゼンテーションで感動したをお話ししていましたがどのようなところでしょうか。田臥選手、NBAのSNS利用について、選手の利用などをどう考えますか。
川淵会長(以下敬称略):情報については、これほど進歩しているとは我々素人はわからなかったですね。例えば試合で、点の入ったシーンを見たいというときに試合に関する情報はボタン一個であわられるというのは、本当にすごいなと。なでしこも、見るぶんには苦しいところもありましたが、サッカーの試合は必ずしも全部面白いわけではないので(笑)、いまボタン一個でやれるというね。こんな時代になったのかと。さらに5年先を考えたときに、ソフトバンクさんと仕事できて、こんなにラッキーなことはないと思いました。
田臥選手(以下敬称略):バスケット界はこんなに変わることができ、可能性があるんだなと感じます。試合を見られない方もどうしてもいますので、ITを、SNSを通じて見ていただければと思いますし、選手にも可能性はあるなと思います。
《編集部》
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