ソフトバンクとジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)は3月10日、都内で共同会見を開催した。
会見では、ソフトバンクがBリーグのトップスポンサーに就くことが発表された。Bリーグは、2016年秋に開幕する日本男子プロバスケットボール新リーグ。先般の分裂問題を乗り越え、リーグが一本化されたもの。
会見には、ソフトバンクの孫正義代表、日本バスケットボール協会の川淵三郎会長、田臥勇太選手、ハリセンボンの近藤春菜さん、箕輪はるかさんが登壇した。
川淵会長がまず初めにプレゼンテーションを行った。
***川淵会長***
バスケットボールで奇跡を起こそう、というのが今回のトップパートナー発表です。
バスケは2億5000万人と世界では大きな数がいます。日本では高校以降のプレーヤーが先細りになっており、環境を開拓することで日本のバスケットボール界、大きく変わる可能性があります。また、いままで以上に情報化がすすみ、スポーツはいままで以上に楽しいものになります。
我々もそうしたものをサポーとすることでWinWinになるということで。
ソフトバンクの孫会長と私はJリーグ発足当時からの関係で、Jリーグの放送権をほしいとやってきましたが、NHKとの契約が決まっていたので本当に申し訳ないということでした。
孫会長は今回、一ばん初めにおはなしされたのは「健全な精神は健全な体に宿る」ということです。その話から2日後、トップスポンサーが決定しました。このスピード感には驚きました。
これにより、情報発信力が加わり、また大きく変わっていくと思います。
昨日、孫さんと会食させていただいて、僕が想像したよりもはるかに先の情報発信力、スポーツの力は無限であるという、そういったことを私に、応援してくれると言っていただきました。本当にうれしいことです。
地域社会にクラブが貢献し、世界に通用する選手の排出、この4月に五輪予選ですが厳しい戦いが見込まれますが、メダルが狙える選手を輩出しないと意味がありません。
ソフトバンクグループとの連携は我々には大きな力になります。「バスケで奇跡を起こそう」プロバスケの新時代にご期待ください。
《編集部》
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