ロッテは7月24日、コボスタ宮城で楽天と対戦。ロッテ・先発の涌井秀章投手が7回を投げて4安打2失点の好投を見せ、プロ入り通算100勝を達成。試合はロッテが6-2で勝利した。
ついに大台に乗った。史上132人目となる通算100勝。「今日だけは余韻に浸りたい」と、普段はクールな男もこの日の勝利をかみしめるように笑顔を見せた。
ロッテは1点をリードされて迎えた3回表、清田育宏外野手の3点本塁打が飛び出して逆転に成功。その後は楽天に1点を返されるも、5回表には大松尚逸内野手と伊志嶺翔大外野手の適時打で3点を加えて突き放した。投げては先発の涌井がコーナーをつく落ち着いた投球内容で楽天打線を封じた。
涌井の100勝達成に対して、「もう少し早く達成してもおかしくなかった投手。やっぱり涌井は先発がいい」「次は200勝目指してほしい!息の長い投手になってほしい」「楽天を追う上で今日の勝ちは大きい。100勝おめでとう!」など、涌井の記録達成を称賛するファンの声が多数。
この試合に勝ったロッテは38勝44敗。リーグ5位となっている。4位楽天とのゲーム差は0.5に縮まった。
《浜田哲男》
page top