ナイキ、ズームを着用する無敵の速さ誇る選手たち…19人のアスリート 7ページ目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ナイキ、ズームを着用する無敵の速さ誇る選手たち…19人のアスリート

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ナイキ、ズームを着用する無敵の速さ誇る選手たち…19人のアスリート
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  • モー・ファラー
  • アリソン・フェリックス
  • シェリー=アン・フレーザー=プライス
  • ゲーレン・ラップ
  • ジョーダン・ハセイ
■ズームを着用しているアスリートたち

●ダリア・クリシュナ(ヨーロッパチャンピオン3回)
8歳の時からバレーボールを始めた。13歳までは彼女にとっての一番のスポーツだったが、ロシアのトヴェリで市が主催するリレーに参加した時、目利きのコーチが彼女を見かけて陸上に取り組むことを勧めた。

ダリアはふたつのスポーツを両立することは不可能と考えて、陸上への転向という決断を下した。自身も陸上選手であったダリアの両親も、彼女の転向を支持。その時ひとつだけダリアが言われたのは「陸上は個人競技であり、バレーボールはチームでやるもの」であること。彼女もその違いを理解して自分の道を決めた。

長い脚と細い体が走り幅跳び向きだということを発見するまで、ダリアとコーチはハードル、短距離と三段跳びも試した。そして、最後に跳躍向きだと判断。100m以上の距離を走るのは好きではなく、練習で好きだったのはウエイトリフティングだった。ダリアにとって、スピードはフィニッシュラインに行くものではなく、飛び上がるためのものだ。「ロングジャンパーに必要なものは、スピード、ランニングとジャンピング技術のバランスです」と語っている。

・ヨーロッパチャンピオン 3回 走り幅跳び
・ロシアジュニア記録 走り幅跳び

●大迫傑(ユニバーシアード1万m金メダル)
日本の記録を塗り替えるために日本を離れた。日本の学生ナンバー1ランナーとして、元五輪選手の渡辺康幸コーチのもとで練習を重ねたが、僅差で五輪代表入りを逃した。その後、ナイキのオレゴンプロジェクトでアルベルト・サラザールのもとで練習を始めた。

以来、日本記録を3度更新。ミルローズゲームズの5000mで13分28秒00の記録を作り、ズームのチームメンバーとして迎え入れられた。米国ニューヨークのアーモリートラック・インビテーショナル大会の2マイルで2位は快挙だった。2014年アジア大会1万mでも銀メダルも獲得したことで、伸び盛りの新星であると実感できる。

・日本記録 5000m(室内)
・アジア大会 銀メダル 1万m
・ユニバーシアード 金メダル

●ベスウェル・バーゲン(2014世界インドア選手権1マイル種目でケニア人トップ)
2009年、デビュー戦のヨーロッパツアーで1500mの自己新を作って以来、ベスウェルほど意思の強さに裏打ちされた安定性のある進歩を見せる選手はいないだろう。

3000m、マイル、1500m、アウトドア、インドアの各種目で常に記録を縮め(1500mでは09年から4秒、マイルではほぼ7秒)、2016年のメダル候補へと変身していった。1500mの自己記録である3分30秒77は歴代トップ50に入る記録で、インドアのベストの3分34秒65は歴代20位以内。2013年のモナコ・ヘラクレス大会では1500mで5位、2013年世界選手権では準決勝に進んだ。

・マイルの自己記録  3分50秒42
・トラック&フィールドニュースのマイル種目世界トップ10に2度ランクイン
・2014世界インドア選手権1マイルでケニア代表中1位、総合8位

【次ページ アンドリュー・オサジー、ハナ・イングランド、王春雨】
《美坂柚木》

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