フランスの2015年ルート・デュ・スッド、6月21日の最終第4ステージ。スペインのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)がリードを守り切って総合優勝を達成した。ダブルツール制覇に弾みをつけた。
この日、ティンコフ・サクソのチームメイトたちは166kmのステージを通して集団先頭でペースを刻み、コンタドールの総合優勝獲得に貢献した。ツールでもライバルとなるナイロ・キンタナ(モビスター)が、17秒差の総合2位に続いた。
ジロ・デ・イタリア制覇の疲れも感じさせず、好調さをアピールしたコンタドールだが、この勝利にも浮かれることはなかった。
「ルート・デュ・スッドの優勝はうれしいけど、ツール・ド・フランスのことを考えると何も変わらない。今、この勝利がより自信をもたらすと考えて、態度を変えるのは間違いだろう」
「暑い1日だったし、レースをコントロールし、順位を守るのがすべてだった。チーム全員が懸命に頑張ったし、みんなに感謝したい。ツール開幕まで13日あるし、僕は自分の準備に集中し続ける。最高の状態で開幕を迎えるためにね」
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