フランスの2015年クリテリウム・デュ・ドーフィネ、6月8日の第2ステージでゴールスプリントを制したのは地元フランスのナセル・ブアニ(コフィディス)だった。
フランス人ナンバー1スプリンターにも挙げられるブアニ。FDJからコフィディスには移籍した今季はなかなか勝利に恵まれず、ようやくこれが4勝目となった。
「すごくうれしいよ。特にチームにとってね。僕がシーズン序盤に苦しんでいるときも、彼らは信じ続けてくれた。僕は自分を疑わなかった。調子がいいのはわかっていたんだ」
「バイエルン一周では何度か2位に入ったけど、復帰レースだったんだ。今は1年最大の目標、ツール・ド・フランスに向けての調整だ。ドーフィネとフランス選手権は僕にとってとても重要な時期なんだ」
「今日は最後が向かい風で、チームメイトに守ってもらう必要があった。僕はジェフリー・スープの後ろでいい位置取りができ、ライバルは気にしていなかった。彼をボアッソンハーゲン、次にモドロの後ろに行かせ、僕はラスト200mで加速できたんだ」
「昨日はガッカリだった。これが今年4勝目で、ワールドツアーレベルでは初勝利だ。僕は正しい方向に進んでいるし、ここで止まるつもりはない。ステージ2勝目のチャンスがあれば、逃さないよ」
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