9月9日に米国ラスベガスで行われたレスリング世界選手権3日目。女子53キロ級に出場した吉田沙保里は決勝でソフィア・マットソンを2-1で下し、世界選手権13連覇を達成。オリンピックも含めた世界大会は16連覇となる。
準々決勝まで順調に勝ち上がった吉田は、準決勝でチョン・ミョンスクと対戦。接戦になったが最後は5-2で勝利した。試合後に「強かった」と感想を漏らした吉田。
強敵を破り勝ち進んだ決勝では、3大会連続でマットソンとの対決が待っていた。第1ピリオドはリードを許したが、得意のタックルで逆転し接戦に勝利した。
2001年から負けなしの200連勝でリオ五輪出場を決めた吉田に、「さすが霊長類最強女子」「吉田沙保里ほんと強いな」「何かここまでくると日本人だからとかよりシンプルに生物として尊敬する」「殿堂入りにするか『吉田沙保里』って階級作ったほうがいいのでは」など、驚きの声が寄せられている。
この結果により2016年のリオ五輪出場もほぼ確実なものとなった。
《岩藤健》
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