5月13日に行われた欧州チャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグ。ユベントス(イタリア)に敗れたレアル・マドリード(スペイン)は連覇の夢が絶たれただけではなく、今シーズン無冠に終わる可能性が高くなった。
リーガ・エスパニョーラは現在バルセロナが首位。シーズン終盤のセーフティリードに入ったと見られ、ここからの逆転優勝は難しい。すでにスペイン国王杯では敗れており、白い巨人が今年は手ぶらでシーズンを終えることになりそうだ。
スペインメディアは早くも、カルロ・アンチェロッティ監督の進退問題を盛んに報道している。試合後の会見でアンチェロッティ監督は自身の去就について、「将来についてはまず、シーズンを終えなければならない。それから話し合うことになる」とした。
「私から話すことはないよ。クラブが私の2年間の働きに満足してくれれば残るし、そうでなければクラブが決断を下すだろう。私は残りたいと思っているが、フットボールの世界がどのようなものか理解している。満足していなければ、クラブには適切な監督に代える権利がある」
《岩藤健》
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