2015年ジロ・デ・イタリア、5月11日の第11ステージ。中盤までの山岳区間で多くのスプリンターが脱落する中、総合リーダージャージのマリアローザを着るマイケル・マシューズ(オリカ・グリーンエッジ)が最後まで集団に残り、スプリント勝利を挙げた。
前日、マリアローザを獲得したときからこの勝利を狙うと話していたマシューズ。その宣言通り、2014年ジロ第6ステージに続いてマリアローザでのステージ優勝を獲得した。
「チームタイムトライアル優勝の後、今日がもうひとつの大きな目標だった。このステージはかなり厳しかった。最後の上りでは、エネルギーを温存するために位置を下げられるように、先頭近くでのふもとに入ろうとした。ここまでのジロは夢が現実になったようだね」
「(マリアローザを)チームメイトのゲランスから譲り受けてハッピーだったよ。今朝、マリアローザを着た瞬間から格別だった。チーム全員が僕のために100%働いてくれるから、自信になったんだ」
「僕たちは、先週水曜日にこのステージの後半80kmを試走した。あれほど大人数の逃げは望んでいなかったけど、僕たちはふたりのクライマーをそこに入れたからうまくいった。彼らが逃げ切れば、いい結果を出しただろう。もし戻ってくれば、最後は僕のために働いてくれるんだ」
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