2015年ジロ・デ・イタリア、5月10日の第2ステージはアルベンガ~ジェノバ間の177km。地元イタリアのエリア・ビビアーニ(チームスカイ)が混戦のゴールスプリントを制し、自身初のジロ・ステージ優勝を飾った。
第2ステージは、途中に4級山岳が1つそびえるだけのほぼ平坦なステージ。スタート直後に5人が逃げ、69km地点で最大9分47秒のリードを築く。メイン集団はオリカ・グリーンエッジ、ジャイアント・アルペシンなどがコントロール。
逃げの中から、途中の中間スプリントは2つともマルコ・フラポルティ(アンドローニ・シデルメック)、4級山岳はベルトヤン・リンデマン(ロットNLジャンボ)が制した。
終盤のジェノバに入り、集団内で落車が相次ぐ中、集団先頭はティンコフ・サクソがコントロールしてアルベルト・コンタドールを守る。
ラスト11kmですべての逃げは捕まり、最後はゴールスプリント争いへ。緩やかな上り坂の最終ストレートで先頭が目まぐるしく入れ替わる中、最後はビビアーニがモレノ・ホフランド(ロットNLジャンボ)をかわして、勝利をつかみとった。2位はホフランド、3位はアンドレ・グライペル(ロット・スーダル)が入った。
総合首位のマリアローザは、ステージ7位に入ったマイケル・マシューズ(オリカ・グリーンエッジ)がステージ順位の合計の差でチームメイトのサイモン・ゲランスから譲り受けた。
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