2015年ジロ・デ・イタリア、5月9日の第1ステージ・チームタイムトライアル。優勝したオリカ・グリーンエッジの中で、マリアローザを獲得したのはサイモン・ゲランスだった。
3大ツールすべてでステージ優勝経験を持ち、2014年もツアー・ダウンアンダー、リエージュ～バストーニュ～リエージュで優勝するなど、オーストラリアを代表するトップ選手のゲランス。
しかし、2014年オフから鎖骨、ヒジの骨折とケガが相次ぎ、今シーズンはまともにレースを走れないままジロを迎えたが、チームメイトともに見事に初日の栄冠をつかんだ。
「公平に見てとても満足できると思う。僕たちはかなり速いタイムを出したし、全力を出し切った。僕が最初にフィニッシュラインを越えるプランだった。マリアローザを着るのはものすごく光栄だね」
「このチームはチームTTの評価を築いていたし、ここにはスペシャリストを何人か連れてきている。だから、この結果は彼らの手柄だよ」
「僕のシーズンが今日から再び始まることを願うよ。ここまでは、とても大変だった。でも、今後いいことがあるといいね」
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