2015年ジロ・デ・イタリア、5月11日の第3ステージでイタリアのドメニコ・ポッツォビーボ(AG2Rラモンディアル)が落車し、負傷リタイアとなった。その容態について、大会医療チームから発表があった。
現地時間16時20分、ポッツォビーボは2級山岳バルバゲラタの下りで高速で落車。顔から流血し、地面に倒れたまま動けない状態となった。
大会医療チームの発表によると、ポッツォビーボは頭がい骨と顔の外傷、顔の大きな裂傷を負っていたとのこと。医療チームが到着したときから、意識はあり、自力で呼吸もできていた。
ポッツォビーボは現場で治療を受けた後、レスキュー隊員に付き添われて、救急車に乗せられた。その後、救急ヘリでさらなる検査のためにサン・マルティノ病院へ搬送。ポッツォビーボは搬送中も意識はあり、容態も安定していて、命に別状はなかった。
身長165cmの小兵クライマーとして知られるポッツォビーボ。2014年ジロで総合5位に入り、今大会でも表彰台争いが期待されていた。
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