【ツール・ド・ロマンディ15】第4ステージ、地元スイスのクングが雨中の独走逃げ切り | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・ロマンディ15】第4ステージ、地元スイスのクングが雨中の独走逃げ切り

スポーツ 短信
シュテファン・クング(BMCレーシング)
  • シュテファン・クング(BMCレーシング)
  • ミハエル・アルバジーニ(オリカ・グリーンエッジ)
  • 2015年ツール・ド・ロマンディ第4ステージ
  • ツール・ド・ロマンディ
スイスの2015年ツール・ド・ロマンディ、5月1日の第4ステージはラ・ヌーブビル~フリブール間の169.8km。雨の中、地元スイスのシュテファン・クング(BMCレーシング)が独走逃げ切りでワールドツアー初勝利を挙げた。

レース序盤、クング、ヤン・バークランツ(AG2R)、ベルトヤン・リンデマン(ロットNLジャンボ)、リーウェ・ウェストラ(アスタナ)、パベル・コチェトコフとアントン・ボロビエフ(カチューシャ)の6人が逃げに飛び出す。

この6人からウェストラとボロビエフが脱落し、ラスト30kmの2つ目の山岳ポイントの下りでクングがアタック。他の3人と追走集団を振り切って独走態勢に入り、そのまま逃げ切って自らとスポンサーのBMCの地元で今季2勝目を挙げた。2位はバークランツで38秒差、3位はリンデマンで39秒差だった。

現トラック個人追い抜き世界王者でもあるクングは、レース前に54Tのチェーンリングに交換し、下りでのアタックに備えていた。

クングは「スイスで僕の初めてのワールドツアーレースで勝つのは、最高だね。1週間前にこのステージを下見していた。こういう雨で寒い悪天候は好きなんだ。イチかバチかやってみて、最終的にうまくいった。脚の調子もよかったよ」と喜んでいた。

総合首位は、同じくスイスのミハエル・アルバジーニ(オリカ・グリーンエッジ)が守っている。
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