トルコの2015年ツアー・オブ・ターキー、4月30日の第5ステージはムーラ~パムッカレ間の160km。イタリアのサッシャ・モドロ(ランプレ・メリダ)が、ゴールスプリントで今季初勝利を挙げた。
序盤のアタック合戦の末、トーマス・デヘント(ロット・スーダル)ら3人の選手が逃げ、最大6分のリードを築く。後半に入るとメイン集団から9人が飛び出して逃げの3人を捕まえるが、123km地点ですべてのアタックは吸収された。
その後もアタックが何度も起こったが、最後は集団スプリントで決着。4%ほどの上り勾配のゴールストレートを、モドロが最速で駆け抜けた。2位はカルロス・バルベロ(カハルラル)、3位はジェイ・マッカーシー(ティンコフ・サクソ)。
モドロは今季初勝利で、ツアー・オブ・ターキーでは2012年第6ステージ以来2勝目。ランプレ・メリダは今大会ステージ2位が2回続いていたが、ついに初勝利を挙げた。
ポイント賞のグリーンジャージも獲得したモドロは、「今日は風の可能性もあったから、僕たちは前の方で走っていた。僕は最後の3級山岳もうまく越えて、スプリントの準備ができた。ラスト1kmでは後方に取り残された。2度クラッシュしかけたんだ。ほぼ静止状態からスタートしたけど、こういうタイプのゴールではネコのように走れるんだよ」と振り返っていた。
総合首位のターコイズジャージは、ダビデ・レベリン(CCCスプランディ・ポルコビッツェ)が守っている。
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