スイスの2015年ツール・ド・ロマンディ、4月30日の第3ステージはムーティエ~ポラントリュイ間の173.2km。地元スイスのミハエル・アルバジーニ(オリカ・グリーンエッジ)が、ゴールスプリントを制してステージ2連勝を飾った。
レース前半はジ・チェン(ジャイアント・アルペシン)ら3人が逃げ、最大8分のリードを築く。メイン集団は、オリカ・グリーンエッジがコントロール。モビスターも協力し、残り50kmを切ったところで逃げを吸収する。
その後もアタックの応酬が繰り広げられるが、集団はほぼひとかたまりのままゴールへ向かう。最後のスプリントは、サイモン・ゲランスらチームメイトからアシストを受けたアルバジーニが再び制した。2位は好調のジュリアン・アラフィリップ(エティックス・クイックステップ)、3位にはダミアーノ・カルーゾ(BMCレーシング)が続いた。
この結果、アルバジーニは総合首位のイエロージャージも守った。
この2年間でロマンディ通算5勝目となったアルバジーニは、「(後半の)2連続の上りは厳しくて、スプリンターの大半は生き残れなかった。僕は残ったスプリンターのひとりだったんだ。チームは僕のスプリントのために全力を尽くした。集団内でベスト選手のひとり(ゲランス)がリードアウトしてくれたから、勝たなければいけなかったんだ」と喜んでいた。
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