トルコの2015年ツアー・オブ・ターキー、4月28日の第3ステージはケメル～エルマル間の165km。イタリアの大ベテラン、ダビデ・レベリン（CCCスプランディ・ポルコビッツェ）が頂上ゴールを制し、総合首位に浮上した。
今大会最初の山岳ステージは、穏やかな春の日差しのもとスタート。序盤はアタック合戦が繰り返され、34km地点の2級山岳手前でマルコ・バンディエラ（アンドローニ・ジョカトーリ）、フアンパブロ・バレンシア（チームコロンビア）ら5人が抜け出す。
126km地点で先頭5人は分裂し、生き残った3人にメイン集団から飛び出したトム・ボーネン（エティックス・クイックステップ）ら7人が合流。この10人から、さらにパベル・ブルット（ティンコフ・サクソ）、ヨウセフ・レギギ（MTNクベカ）、イェレ・ワライス（トップスポートフラーンデレン）の3人が新たに先頭に立つ。
しかし、この3人もラスト11kmで約50人まで人数を減らした集団に吸収される。その後は、頂上ゴールに向けてアタックの応酬が始まり、ラスト6.5kmでレベリン、エイネル・パラ（カハルラル）、クリスチャン・デュラセク（ランプレ・メリダ）の3人が飛び出す。
その後、パラは脱落し、最後はレベリンとデュラセクの一騎打ちに。お互い一歩も引かない攻防を見せていたが、ゴール前でレベリンが加速し、ステージ優勝を飾った。2位は7秒差でデュラセク、3位には50秒差でエデュアルド・セプルベダ（ブルターニュ・セシュ）が続いた。
この結果、43歳のレベリンはターコイズブルーのリーダージャージにも袖を通した。
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