トルコの2015年ツアー・オブ・ターキー、4月28日の第3ステージはイタリアの大ベテラン、ダビデ・レベリン(CCCスプランディ・ポルコビッツェ)が頂上ゴールを制した。
かつてアルデンヌクラシックなどで活躍したレベリンだが、2008年北京五輪後にドーピング違反が発覚し、ロードレースの表舞台から遠ざかっていた。しかし、この日は往年の走りが健在なことを証明した。
「情熱はいつも同じだ。僕は毎レースやる気なんだ。特に僕向きのこういうフィニッシュではね。調子は去年よりいいし、この上りもツアー・オブ・ターキーも知っているのはアドバンテージだ。表彰台でフィニッシュできると信じてここに来たんだ」
2015年、ポーランドのCCCスプランディ・ポルコビッツェはジロ・デ・イタリアのワイルドカードを獲得し、レベリンには2008年以来となるジロ・デ・イタリア出場の可能性がある。
しかし、レベリンは「ジロは3週間で、とても厳しい。僕たちには別のプログラムもあるが、僕の調子はいい。好結果も可能だろう。総合という意味じゃないけどね。今のところ、僕のプログラムはそのままだ。変わるかって? わからない。いずれにせよ、シーズンは長いし、いいレースはこの先たくさんあるんだ」と慎重な姿勢を見せている。
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