
卓球の「ITTF-ATTUアジアカップ2026」は8日、中国・海口市で女子シングルス準決勝が行われ、世界ランキング7位の張本美和(木下グループ)は、同2位の王曼昱(中国)と対戦。ゲームカウント2-4で敗れ、決勝進出はならなかった。
準々決勝で中国選手を下すなど勢いに乗っていた張本美との激闘を制した王曼昱。中国メディアも、“日本人キラー”としての強さに注目している。
◆【速報】張本美和、世界2位の王曼昱と激闘も2-4で敗れ決勝進出逃す 17歳が3位決定戦でサウスポー・蒯曼とメダル懸けて激突へ【ITTF-ATTUアジアカップ】
■“4冠女王”の前に立ちはだかった壁
直前の全日本選手権では史上初の4冠を達成し、絶好調でアジアカップに臨んだ張本美。勢いそのままに勝ち上がり、準々決勝では世界ランキング3位の陳幸同(中国)を4-1で下し、日本女子勢で唯一のベスト4入りを果たした。
準決勝で張本美の前に立ちはだかったのが、世界ランキング2位の王曼昱。これまで何度も日本選手の前に立ちはだかってきた26歳である。試合は第1、4ゲームを張本美が奪うなど一進一退の展開となったが、第5ゲーム以降は王曼昱が対応力の高さを見せ、要所を締めて勝利を収めた。
王曼昱はこれまでパリ五輪や世界卓球、ワールドカップなど主要国際大会で、張本美の前に立ちはだかっており、2023年の初対戦以来、今回で10戦全勝。日本女子のエース格へと成長した張本美にとって、大きな壁となっている。
中国メディア『捜狐』はこの勝利を報じ、「中国の26歳のエースがミワ・ハリモトに対して10勝無敗を継続した」と言及。また、日本選手に対して驚異の38連勝中であることを紹介し、「王曼昱は2020年以降、日本女子代表に対して圧倒的な成績を残している」と伝えた。
さらに「ミワ・ハリモト、ヒナ・ハヤタ、ミウ・ヒラノ、ミマ・イトウ、ホノカ・ハシモト、ミユウ・ナガサキ、ミユウ・キハラといった日本のトップ選手たちは、ワン・マンユの守備を破ることができていない」と、王曼昱の存在が日本女子にとっての脅威となっていると分析している。
今大会では張本美が陳幸同を下し、長﨑美柚(木下アビエル神奈川)が世界6位の王芸迪に、橋本帆乃香(デンソーポラリス)が同8位の陳熠に勝利するなど、日本女子が中国の強豪を次々に破った。一方で、孫穎莎と並ぶ“エース格”である王曼昱に対しては、依然として突破口を見いだせていない。
中国の厚い壁として立ちはだかる王曼昱。日本女子の前にそびえる難敵を打ち破る選手が現れるのか、今後も注目される。
◆【速報】張本美和、世界2位の王曼昱と激闘も2-4で敗れ決勝進出逃す 17歳が3位決定戦でサウスポー・蒯曼とメダル懸けて激突へ【ITTF-ATTUアジアカップ】
◆張本美和、世界3位の“中国勢撃破”に現地メディア警戒「最大の脅威」 難敵・陳幸同に快勝の17歳は「今後も侮れない」【ITTF-ATTUアジアカップ】
◆【速報】張本智和が注目の日本人対決を制し決勝進出 戸上隼輔との打ち合いを4-1で制したエースが世界1位・王楚欽との大一番へ【ITTF-ATTUアジアカップ】



