ドイツ杯の準決勝が4月28日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントはバイエルン・ミュンヘンと対戦した。ドルトムントがPK戦を制してバイエルンに勝利。2年連続でドイツ杯決勝進出を決めた。
4月26日にリーグ3連覇を決めたバイエルンは、勢いをそのままに序盤からボールを支配。試合の主導権を握ると、前半30分にはレバンドフスキが先制のゴール。対するドルトムントは後半30分、オーバメヤンがムヒタリアンの左クロスをスライディングで押し込む執念のゴールで試合を振り出しに戻した。
試合はその後、両チームとも譲らずに延長戦へと進んだが、延長戦でも決着はつかずPK戦へ。バイエルンは1人目のラームから4人連続で失敗するという予想外の展開となり、ドルトムントが勝利。今シーズン唯一、タイトル獲得のチャンスが残る大会で見事に決勝に進出した。
香川は先発出場し、後半25分までプレー。ドルトムントの勝利に貢献した。
《浜田哲男》
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