■チーム状況にかかわらず打ち続けるしかない青木
ブルース・ボウチー監督は長打力が落ちた代わりに、青木の出塁率とマギーの勝負所でのバッティングに今シーズンはかけた。
今のところ青木は期待に応え得点の形を作る働き見せている。パニック、パガンまでの並びも当たりが出ており、課題は打率2割台前半や1割台が並ぶ4番以降の打者だ。主砲のバスター・ポージーが打率.229、2本塁打6打点では長打力不足を云々するのもはばかられる。
出塁してもホームに還ってこられないの繰り返しだが、青木は「試合に出てヒットを打つしかない」と、あくまで自分の役割に徹するコメントを出している。この状況が続けばモチベーションの維持も難しくなりそうだが、今はただクリーンナップの復活を信じ打ち続けるしかない。
《岩藤健》
page top