誰しもが経験するアスリート人生のターニングポイント。FC東京の日本代表FW武藤嘉紀は22歳にして、実に3度目となる「それ」を迎えている。
イングランド・プレミアリーグの名門チェルシーから3月上旬に届いた移籍のオファー。移籍金は日本円で7億円を超えているとされるが、武藤は即答することなく、1カ月半近くもの時間を自分自身との対話に充てている。
「自分が歩んでいく道なので、ゆっくりと決めたい気持ちがあります。どこにいけば成長できるのか。試合に出場してこそ成長できると思うので、これから先を考えた上で、自分に合ったチームをしっかりと見すえていきたいと思います」
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《藤江直人》
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