4月11日のリーガ・エスパニョーラ第31節、レアル・マドリードはホームにエイバルを迎え、3-0で勝利した。首位バルセロナがセビージャと引き分けたため、2位レアルとの勝ち点差は2に縮まった。
負傷離脱していた選手が徐々に戻り、シーズンの良かった時を取り戻そうとしているレアル。この試合では前半21分、クリスティアーノ・ロナウドがFKを直接決め、先制点を奪った。ロナウドのFKが入ったのは347日ぶり。
その後も前半31分にハビエル・エルナンデスが右クロスに合わせ追加点、後半38分にはヘセ・ロドリゲスがドリブルから1人で持ち込み、最後は右足を振り抜いて駄目押しの3点目を入れた。
チームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、勝因を「速い戦いができていることだ」とした。
「スピーディな戦いは、我々が最も得意とすることだ。こういうテンポで戦うときに、最も多くチャンスを生むことができる。ロナウドはより大きなスペースの中で、自由に動いて相手を攻撃できる。今日はパスの速さが印象的だった。そのおかげで多くのチャンスが作れた」
チームは14日に欧州チャンピオンズリーグ準々決勝で、アトレティコ・マドリードと対戦する。今季ダービーでは一方的にやられている相手だが、アンチェロッティ監督は自信も覗かせる。
「アトレティコとの戦いはいつも難しい。だが我々は良い状態だし、欧州での戦いに向けて気迫は万全だ。ベストを尽くすことができるだろう」
《岩藤健》
page top