3月22日に行われた伝統の一戦"クラシコ"は、バルセロナが2-1でレアル・マドリードを破り、優勝へ向け大きく前進した。
バルセロナのルイス・エンリケ、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ両監督が、試合後白熱のゲームを振り返った。
勝利したエンリケ監督は「両チームが完璧で、激しい展開になった」と、戦いぶりを称えた。
「世界最高の2チームであり、世界で最も攻撃的な2チームだ。我々にとっては美しい勝利だ。ライバルとの対戦であり、ファンに幸せな週末をプレゼントできたのだからね。優勝争いには大事な1勝だったが、これで決まったわけではない」
ご機嫌なエンリケ監督と対照的に、優位に試合を進めながらルイス・スアレスの一撃に沈んだアンチェロッティ監督は「最初の60分はこちらが支配したが、残り30分はバルセロナのカウンターに苦しめられた」と語った。
「同点弾を決めた後にリードすることが重要だった。前半と後半の序盤にチャンスはあったが、運がなかった」
直接対決でライバルに差を勝ち点4に広げられたレアル。残り試合で逆転できるか。
《岩藤健》
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