【自転車ロード】ティンコフ・サクソのリース監督が成績不振で停職処分か? | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【自転車ロード】ティンコフ・サクソのリース監督が成績不振で停職処分か?

スポーツ 短信
チームマネージャーのビャルネ・リース
  • チームマネージャーのビャルネ・リース
  • チームマネージャーのビャルネ・リース
  • ビャルネ・リース(チームマネージャー)、オレグ・ティンコフ(チームオーナー)、アルベルト・コンタドール、ステファノ・フェルトリン(チームCEO)左から
  • ティンコフ・サクソのキリマンジャロ登山合宿、ビャルネ・リース監督
  • チームオーナーのオレグ・ティンコフ
ティンコフ・サクソのビャルネ・リース監督が成績不振で停職処分となったとの一部報道を受けて、チームが3月24日に声明を発表した。

リース監督は3月22日のミラノ~サンレモで監督を務める予定だったが、レース会場に姿を見せなかった。このため、チームオーナーのオレグ・ティンコフ氏から停職処分を受けたのではないかと報道が飛び交った。

これに対し、ティンコフ・サクソは以下の声明を発表した。

「最初にデンマークのメディア、次に国際的な自転車メディアで発表された噂や憶測を受けて、ティンコフ・サクソは去る日曜日からビャルネ・リースがチームの活動に積極的に関与していないこと明確にしたい」

「しかし、成績不振や金銭的な問題が理由で彼が停職処分になったのではない。チーム運営陣はテクニカルチーム、パフォーマンスチーム、全選手、スタッフを全面的に信頼しており、今後のレースシーズンに向けて最適な道を確立するために現在努力している」

「まだ何も決定していないし、チームメンバーについて正式決定も最終決定もない。もし決定すれば、適切な時期に知らせるだろう。それまでは、この件についてこれ以上のコメントはない」

2015年にティンコフ・サクソは大型補強を敢行したが、これまで挙げた勝利はアルベルト・コンタドールによるアンダルシア一周のステージ優勝、ペーター・サガンによるティレーノ~アドリアティコのステージ優勝の2勝のみ。この声明によると、今後チーム再編を予定しているとも読み取れる。

デンマーク人のリースは現役時代の1996年にツール・ド・フランスで総合優勝を獲得。1999年に引退後、2000年にメモリーカード・ジャック&ジョーンズのチームオーナーとなる。その後チームはCSC、サクソバンクなどと名称を変える中、名オーナー・名監督として自転車界で存在感を示してきた。

しかし、2013年12月にロシアの実業家ティンコフ氏にチームを売却し、ティンコフ・サクソの名称となり、チームの登録もデンマークからロシアに変更となった。

現在のリース監督の役職はチームマネージャーで、チームの競技面を統括している。
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