元ジロ・デ・イタリア王者のイバン・バッソが、スペインの2015年アンダルシア一周で新チームのティンコフ・サクソでのデビューを飾る。バッソの使命は、エースのアルベルト・コンタドールのアシストだ。
ティンコフ・サクソにとってヨーロッパでの2015年初レースは、スペイン南部アンダルシア州でのステージレースとなる。2月18~22日の5日間、全6ステージで争われる。
2006年、2010年ジロ・デ・イタリアを制した37歳のベテラン、バッソはこのオフにキャノンデールからティンコフ・サクソに移籍。シーズン初戦となるこのレースではコンタドールのアシストに意欲を見せている。
「ティンコフ・サクソに加入した瞬間から、僕の気持ちはチームのために全力でシーズン開幕に到達することにあった。アルベルト・コンタドールという優秀なエースの隣でシーズンをスタートできることは、とてもうれしい。僕たちは現在グループとしていいレベルにあると思う。個人的にはとても調子いいよ」
「この冬は全力を尽くしたという自信がある。あらゆる細部に目を配ってきたし、これらの努力は報われると思う。この挑戦に立ち向かい、アルベルトをアシストし、ルタ・デル・ソル(アンダルシア一周の通称)で目標を達成する準備はできている。もちろん、それは勝つことだよ」
ティンコフ・サクソのスティーブン・デヨンフ監督は、昨年のバッソは不調だったが、このオフは懸命にトレーニングしてきたと語っており、「彼が好調でいいパフォーマンスを見せられると信じている」と期待を寄せている。
◆2015年アンダルシア一周 ティンコフ・サクソ出場メンバー
アルベルト・コンタドール(スペイン)
イバン・バッソ(イタリア)
ヘスス・エルナンデス(スペイン)
セルジオ・パウリーニョ(ポルトガル)
エフゲニー・ペトロフ(ロシア)
マッテーオ・トザット(イタリア)
ミカエル・バルグレン(デンマーク)
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