主催者提供写真で激闘を振り返ってみる年末企画の第2弾は、8月23日から9月14日まで開催されたスペインのブエルタ・ア・エスパーニャ。
ティンコフ・サクソのアルベルト・コンタドール(スペイン)が2008、2012年に続いて3度目の総合優勝を達成した。第9ステージの山岳で首位に2秒差まで詰め寄ると、第10ステージの個人タイムトライアルで首位に。第16、20ステージの山岳でスカイのクリストファー・フルーム(英国)らを抑えて区間優勝。最終的にフルームに1分10秒差をつけて逃げ切った。
「7月のツール・ド・フランスで骨折したときはこの大会に出場することさえ考えられなかった」と語ったコンタドールだが、第9ステージでいい走りができたことで光明を見いだしたという。
2位のフルームは「ハイレベルな戦いだった。コンタドールに敗れてもすがすがしい気分だ」と語った。
《山口和幸》
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