【ブエルタ・ア・エスパーニャ14】3連続山頂ゴールの最終日、最難関ステージをコンタドールが制す。総合優勝へ向けて躍進 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ブエルタ・ア・エスパーニャ14】3連続山頂ゴールの最終日、最難関ステージをコンタドールが制す。総合優勝へ向けて躍進

スポーツ 短信
フルームとコンタドール(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第16ステージ)
  • フルームとコンタドール(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第16ステージ)
  • ブエルタ・ア・エスパーニャ14第16ステージのプロフィールマップ
  • ブエルタ・ア・エスパーニャ14第16ステージ、山頂ゴールまで残り16.5kmのプロフィールマップ
  • 逃げ集団(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第16ステージ)
  • スカイが集団をコントロール(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第16ステージ)
  • ロドリゲスとバルベルデ(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第16ステージ)
  • サンチェスと興奮する観客(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第16ステージ)
  • コンタドールが優勝してバキュン☆(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第16ステージ)
スペイン全土を舞台に3週間かけて行われるステージレース、第69回ブエルタ・ア・エスパーニャ。

第16ステージはサンマルディデルレイアウレリオからラファラポナまでの160.5kmで行われ、総合リーダーで地元スペインのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)が3連続山頂ゴールの最終日を制して優勝した。

最後の山頂ゴールも含めるとカテゴリー1級の山岳ポイントを4つ上る今大会最難関ステージとなった第16ステージは、前半から区間優勝を狙う逃げ集団が形勢された。山岳賞2位のルイスレオン・サンチェス(カハルラル・セグロスRGA)、アレッサンドロ・デマルキ(キャノンデール)ら13人だ。

サンチェスは山岳ポイント狙いだ。第14ステージで山岳賞リーダーになったが翌第15ステージで総合2位のアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)に奪われてしまう。この日、前半の1級、2級、1級と続く3つの山岳ポイントをいずれも1位通過でポイントを稼ぐ。ゴールまで残り50kmで後続とのタイム差は5分ほどになった。

メイン集団では前半はカチューシャが総合4位のホアキン・ロドリゲスのために先頭でペースを作る。後半は総合2位のクリストファー・フルームを擁するスカイがカチューシャに代わりコントロールを始めた。

後方でスカイが動き出したころ、残り40kmを過ぎた逃げ集団で事件が起こった。ジャンルカ・ブランビッラ(オメガファルマ・クイックステップ)とイワン・ロフニー(ティンコフ・サクソ)が走りながら突如殴り合いを始めたのだ。

険悪な空気の中、逃げ集団は3つ目の1級山岳を目指す。途中でブランビッラとデマルキが抜け出した。そこにブランビッラのチームメイト、ワウテル・ポエルスが加わる。

3人で逃げることになったが残り15kmでブランビッラが審判車から失格の宣告を受ける。さらに事件後はメイン集団に戻り、アシストをしていたロフニーも間もなく失格となった。ふたりはお互いの意見があわず喧嘩になったようだ。

残った逃げ選手はデマルキとポエルスだけになったが、残り12kmでデマルキの独走になった。

最後の上りに入り、総合上位陣で最初に動いたのはフルームだ。残り5kmを過ぎ、加速して集団を引き離す。すかさず追走したのはコンタドールだ。ふたりと後方の差はみるみる広がっていく。そして残り3kmで先頭を走るデマルキを捕らえた。

コンタドールは自ら仕掛けることなく、一定ペースで走るフルームの背後をひたすら走る。作戦なのか、それとも前に出る脚がないのか。だが残り1kmを切って、ついにコンタドールが動いた。一気に加速するとライバルはみるみる遠ざかっていった。

共に7月のツール・ド・フランスを早々にリタイアし、勝負の舞台をスペインに移した。お互いに落車でケガを負っての復活。勝利の女神が微笑んだのはスペインの英雄だった。最難関ステージを制し、コンタドールは総合優勝にまた一歩前身した。

総合リーダーのマイヨロホはもちろんコンタドールがキープ。フルームは15秒遅れの2位となり、総合成績は3位で変わらない。だが総合2位のバルベルデとのタイム差は3秒まで迫った。バルベルデは55秒遅れの区間4位、コンタドールとの総合タイム差は1分36秒と大きく広がってしまった。

総合6位だったリゴベルト・ウラン(オメガファルマ・クイックステップ)は区間50位と大きく遅れ、総合16位に後退した。代わりに区間14位に入ったダミアーノ・カルーゾ(キャノンデール)がトップ10に返り咲いた。

山岳賞リーダーにはサンチェスが再び取り戻した。53ポイントで2位のバルベルデとは23ポイント差。

第16ステージ終了時点での総合成績は以下の通り。かっこ内は前日の順位。

1位 アルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)63h 25' 00’'
2位(2位ー)アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)+1' 36’’
3位(3位ー)クリストファー・フルーム(スカイ)+1' 39’’
4位(4位ー)ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)+2' 29’'
5位(5位ー)ファビオ・アール(アスタナ)+3' 38’'
6位(7位△)ダニエル・マーティン(ガーミン・シャープ)+ 6' 17’’
7位(9位△)ロベルト・ヘーシンク(ベルキン)+6' 43’’
8位(8位ー)サムエル・サンチェス(BMCレーシング)+6’ 55’’
9位(10位△)ワレン・バルギル(ジャイアント・シマノ)+ 8' 37’’
10位(11位△)ダミアーノ・カルーゾ(キャノンデール)+ 9' 10’’

第16ステージ翌日は今大会2回目の休息日。1日リラックスしたら残りは5ステージだ。

大会は総距離およそ3240km、9月14日まで全21ステージで行われる。


Resumen etapa 16 - San Martín del Rey Aurelio... 投稿者 la_vuelta
《五味渕秀行》
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