2015年UCIトラック世界選手権フランス大会。4日目の2月21日、男子オムニウムでコロンビア期待の20歳、フェルナンド・ガビリアが金メダルを獲得した。
6種目の合計成績で争われる男子オムニウム。ガビリアは20日のスクラッチで3位、個人追い抜きで2位、エリミネーションレースで3位に入りトップに立つと、翌21日も1kmタイムトライアル4位、フライングラップ8位で首位の座を守る。最後のポイントレースでは序盤に落車を喫しながらも35ポイントを稼ぎ、計205ポイントで優勝した。
ガビリアはロードレースでも急成長中のスプリンター。1月のツール・ド・サンルイスでは英国のトップスプリンター、マーク・カベンディッシュを2度破って話題を呼んだ。
銀メダルは、2012年オムニウム世界王者のグレン・オシェイ(オーストラリア)が計190ポイントでエリア・ビビアーニ(イタリア)を逆転してつかみとった。ロードレースでもスカイに所属して活躍するビビアーニは181ポイントで、178ポイントのジャスパー・デブイスト(ベルギー)を抑えて銅メダルを手に入れた。
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