2015年UCIトラック世界選手権フランス大会、3日目の2月20日、男子1kmタイムトライアルで地元フランスのフランソワ・ペルビスが優勝し、ケイリンに続く今大会二冠を達成した。
250mトラック4周のタイムを競う1kmTT。この種目の2度の世界王者で世界記録保持者でもあるペルビスは、地元フランスの大歓声に送られ1周目から最速タイムをマーク。最終的に1分00秒207で、前日のケイリンに続く2着目のアルカンシエルを獲得した。
銀メダルはヨアキム・アイラーズ(ドイツ)で1分00秒294、銅メダルはマシュー・アーチボールド(ニュージーランド)で1分00秒470。日本勢の出場はなかった。
ペルビスは「すばらしい。最高の1日だ。昨日も勝ったし、今日も勝った。3週間前はどの種目を目標にするか自分でも難しいと言っていたけど、僕はフランスで勝ったんだ。最高だね」と再び喜びを爆発させた。
そして「1kmTTはとても難しい。トラックの中で最も難しいスプリント種目なんだ。ゴールしたとき、僕の脚は完全燃焼し、乳酸がたくさん出ていた。頭痛もひどかったし、歩けなかった。とても難しいけど、それが1kmTTなんだ。だから、僕は好きなんだ」と実力勝負の種目を制して満足そうに語っていた。
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