2015年UCIトラック世界選手権フランス大会。4日目の2月21日、女子スクラッチでオランダのキルステン・ウィルドが悲願の金メダルを獲得した。
250mトラック40周の10kmで順位を競う女子スクラッチ。32歳のベテラン、ウィルドは最後のスプリントでエイミー・キュア(オーストラリア)を2位、アリソン・ビバリッジ(カナダ)を3位に抑えて世界チャンピオンの証し、マイヨアルカンシェルを獲得した。
ロードレースでも活躍するウィルドだが、これが初の世界選手権優勝で「とてもうれしいです。家族もここに来ていて、一緒に祝福できるので最高です。ロードも含めてこのタイトルは今まで手にしたことがなかったので、本当にすばらしい」と喜びを爆発させた。
そして「ラスト10周までは楽だったけど、ラスト10周は厳しいレースでした。これがオランダにとって初のメダルですけど、最後ではないと思います」と今後のオランダ勢の活躍に期待していた。
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