【LONDON STROLL】ディフェンス改善の兆し、ARSENALが連勝 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【LONDON STROLL】ディフェンス改善の兆し、ARSENALが連勝

オピニオン コラム
ARSENAL v ASTON VILLA(c)Getty Images
  • ARSENAL v ASTON VILLA(c)Getty Images
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2月1日に行われたプレミアリーグ第23節、ARSENAL v ASTON VILLAは、5-0でホームのARSENALが勝利した。

開始8分に早くもゲームが動く 。ゲームキャプテンのPER MERTESACKERからのロングフィードを、センターサークル内でMESUT OZILがダイレクトでディフェンスの裏へ流す。そのパスに、OLIVIER GIROUDが抜け出し、GKとの1対1を落ち着いて制し、ARSENALが早くも先制する。

勢いに乗ったARSENALは、その後もASTON VILLAゴールを何度も脅かす。 主導権を握りつつ迎えた26分には、SANTI CAZORLAのシュートが惜しくも左ポストに嫌われるなど、見せ場があるにも関わらず、追加点が無いまま前半が終了する。

前半のうちにリードを広げることができなかったARSENALだが、ついに追加点に成功する。56分、速攻からGIROUDのパスを受けたOZILが、ペナルティーエリア内で左足を振り抜く。コースをしっかりと狙った、クオリティーの高いシュートで、ASTON VILLAを突き放す。

2-0とリードを広げたARSENALは、完全に主導権を握り、攻撃陣が爆発する。3点目は、このゲームに今ひとつチームメイトと噛み合ってなかったTHEO WALCOTTOが、スピードに乗ったままCAZORLAからのパスを受け、1年以上ぶりとなるプレミアリーグでのゴールを挙げる。




70分にTOMAS ROSICKYと19歳のストライカーCHUBA AKPOMを投入。その5分後に、AKPOMがドリブルで抜け出す。ややボールタッチが長くなったところに、飛び出してきた相手GKと接触。先にボールを触ったAKPOMが倒され、ARSENALがPKを獲得。このPKを、CAZORLAがキーパーの構えてる真ん中にシュート。キーパーが弾いたがゴールに吸い込まれ、4-0となった。

このまま試合が終わるかと思われた終了間際には、ペナルティーエリア外から、ダイレクトで狙ったHECTOR BELLERINのシュートが鋭く決まる。若干19歳による、ARSENALでの「初ゴール」で締めくくり、5-0の完勝で終わる。




今シーズンARSENALの守備陣に安定感がなかったが、このゲームも含めプレミアリーグ3試合連続無失点と、守備陣の好調がうかがえる。最近のARSENALは、中盤の3人が非常にコンパクトに連動しているのが特徴だ。そして1月の移籍シーズンで獲得した、ブラジル人CBのGABRIEL、中盤の底で潰し役を買って出ている「黒子役」とも言えるFRANCIS COQUELLNの成長に、今後ますます注目が高まる。
《Takaharu Osako》

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