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◆はたして日本人プレミアファンへのお年玉となるか?
2014年には、ドイツ・ブンデスリーグのSCHALKEに所属する日本代表DF内田篤人のARSENALへの移籍の噂などあった様に、近年少しづつではあるが、プレミア関係者の中で日本人選手の評価が上がってきている感覚がある。
そして1月の移籍期間開始の合図とともに、ドイツ・ブンデスリーグのMAINZに所属する日本代表FW岡崎慎司に、イングランド・プレミアリーグの数チームへの移籍の噂が出はじめた。
昨シーズン、自身キャリアハイとなるリーグ戦15点を叩き出し、今シーズンは前半戦でチーム全19得点のうちの8得点を残し、リーグ4位に付けている。PKを蹴らずに、そして中堅クラブでこの得点記録は誰もが評価できる数字であろう。
この実績と豊富な運動量を生かした献身的な守備は、プレミアリーグのチーム達も気になり始めていることは確かなのではないだろうか。
今シーズン初めには、MANCHSTER UNITEDから日本代表MFの香川真司がプレミアリーグを去り、ARSENALのFW宮市亮はオランダへとレンタル移籍中と、なかなか日本人選手がコンスタントに活躍できていないプレミアリーグ。岡崎慎司には、是非移籍してもらい、これまでのジンクスを覆して多くの得点を奪って欲しい。
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◆岡崎を狙うチームはどこか?
気になるのは、どこのチームが狙っているか。
今シーズン2003-2004シーズン以来のプレミアリーグ復帰となったLEICESTER CITYが岡崎慎司をこの1月の移籍期間中の獲得を狙っていると噂を耳にした。過去には阿部勇樹がプレーしていた日本人選手への理解のあるチームへの移籍の噂は現実味のある話だが、クロアチア代表FWのANDREJ KRAMARIC獲得と英紙がこぞって報じ始めた今、今後の展開から目が離せない。
現在プレミアリーグ所属唯一の日本人選手となったSOUTHHAMPTONの日本代表DF吉田麻也。毎試合スタメン出場という状況ではないが、2018年シーズン終了まで契約を延長した彼は激しいプレミアリーグの中で一定の評価ができる選手へと成長してきている。
2015年4月で29歳を迎える岡崎慎司。キャリアピークとなる年齢の今、ぜひプレミアリーグへと移籍し、吉田麻也と共にプレミアリーグで活躍してほしい。
現在アジアカップ出場の為、すぐにはプレーできない状況であり、 移籍市場が閉じる今月末までじっくり交渉されるのかもしれない。アジアカップでの活躍と、怪我をしないでヨーロッパへ戻ってくることができれば、2月にはプレミアリーグでプレーする日本人FWが観れるかもしれない。
新年早々から噂に翻弄されるスタートとなった。