【NFL】QB不在が大きかったカーディナルス、パンサーズの堅守に阻まれ敗退「 第三QBじゃ、厳しかったね」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【NFL】QB不在が大きかったカーディナルス、パンサーズの堅守に阻まれ敗退「 第三QBじゃ、厳しかったね」

スポーツ 短信
パンサーズ ジョナサン・スチュワート(2015年1月3日)(c)Getty Images
  • パンサーズ ジョナサン・スチュワート(2015年1月3日)(c)Getty Images
日本時間1月4日にNFLはワイルドカード・プレイオフが開幕した。NFCではアリゾナ・カーディナルス対カロライナ・パンサーズの試合が行われ、パンサーズが27対16でカーディナルスに勝利した。


レギュラーシーズンではNFC南地区で7勝8敗。最低勝率でプレイオフに進出したパンサーズだが、この試合は自慢の堅守が随所で光り、ほとんどカーディナルスオフェンスの前進を許さなかった。

カーディナルスはシーズン中にQBが相次いで故障し、3番手のリンドリーがチームを託された。しかし、シーホークスに敗北し最後2試合で首位陥落、地区優勝を譲ると不安視する声は絶えず、今回の試合でもその影響が大きく出た。

最終第4クォーター。相手QBがファンブルしたボールを抑えターンオーバーすると、そのまま残り8ヤードまでゲインしカーディナルスが反撃の糸口を掴む。残り時間11分53秒で点差は13点。タッチダウンとキックを決めれば差は6点に縮まる。逆転の望みを掛けた大事なプレイだったが、リンドリーのパスがインターセプトされ好機は潰えた。

やはりアメフトはQBの出来が試合を大きく左右する。その重要性が改めて見えた試合に「リンドリーも経験不足での大舞台だからしゃあないけど、こうゆう時に活躍してこその一流てのもあるからな」「QBがリンドリーしかいない時点で先は無いと思ってたけど予想以上に酷かった」「カーディナルスはQB二人怪我なければいいとこいけたのかな」「QBの格の差。 第三QBじゃ、厳しかったね」「リンドリーが予想以上にひどかった 勝てる気せんやろ」など、厳しい意見が多い。

今季のスーパーボウルは、カーディナルスの本拠地ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアムで行われる。スーパーボウルの長い歴史の中で、開催スタジアムを本拠地とするチームが出場したことは1度もなく、呪いとすら呼ばれる。

前半戦好調だったカーディナルスには歴史を変える期待が掛かったが、今回も呪いは破られなかった。

《岩藤健》

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