UCIワールドツアーの最新ランキングが10月5日に発表され、2014年ジロ・ディ・ロンバルディアで2位に入ったアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)がノーポイントのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)から個人ランキング首位を奪還した。
この日、80ポイントを獲得したバルベルデはコンタドールに66ポイントの大差をつけた。また3位に入った2013年世界王者ルイ・コスタ(ランプレ・メリダ)は、ランキング6位から4位に浮上した。
UCIワールドツアーは、最終戦ツアー・オブ・北京を残すのみ。このレースでは総合成績で優勝100ポイントから10位4ポイントまで与えられ、各ステージでも優勝6ポイント~5位1ポイントまで付与される。
なお、国別ランキングではバルベルデらの活躍で合計1834ポイントまで伸ばしたスペインが、ツアー・オブ・北京を待たずして今季の首位を確定した。2位イタリアは、1070ポイント。
チーム別ランキングではモビスターが1440ポイントとなり、2位ティンコフ・サクソに約300ポイント差をつけて2年連続首位をほぼ確実にしている。
UCIワールドツアーランキング(2014年10月5日)
■個人ランキング
1.アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)686
2.アルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)620
3.サイモン・ゲランス(オリカ・グリーンエッジ)478
4.ルイ・コスタ(ランプレ・メリダ)398
5.ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)392
6.ナイロ・キンタナ(モビスター)346
7.クリストファー・フルーム(チームスカイ)326
8.アレクサンドル・クリストフ(カチューシャ)321
9.ジャンクリストフ・ペロー(AG2R)300
10.ファビアン・カンチェラーラ(トレックファクトリーレーシング)286
■国別ランキング
1.スペイン 1834
2.イタリア 1070
3.フランス 987
4.オランダ 957
5.ベルギー 898
■チーム別ランキング
1.モビスター(スペイン)1440
2.ティンコフ・サクソ(ロシア)1186
3.BMCレーシング(アメリカ)1104
4.オメガファルマ・クイックステップ(ベルギー)1006
5.カチューシャ(ロシア)938
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