【UCIロード世界選手権14】マルティン2世誕生か ドイツのカムナがジュニアTT世界王者「途中で勝ったと思ったよ」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【UCIロード世界選手権14】マルティン2世誕生か ドイツのカムナがジュニアTT世界王者「途中で勝ったと思ったよ」

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【UCIロード世界選手権14】マルティン2世誕生か ドイツのカムナがジュニアTT世界王者「途中で勝ったと思ったよ」
  • 【UCIロード世界選手権14】マルティン2世誕生か ドイツのカムナがジュニアTT世界王者「途中で勝ったと思ったよ」
2014年UCIロード世界選手権、9月23日の男子ジュニア個人タイムトライアル(TT)を制したのはドイツのレナード・カムナだった。

ジュニア(17~18歳)のカテゴリーでドイツとヨーロッパの現TTチャンピオンでもあるカムナは、29.5kmのコースを36分13秒で駆け抜け、世界一のタイトルも手に入れた。カムナは安定したペースで頭脳的な走りを見せ、上りでも、コーナーでも、下りでも窮屈なエアロポジションをキープし続けた。

2位は44秒差でエイドリアン・コスタ(米国)、3位は58秒差でマイケル・ストラー(オーストラリア)と、カムナのタイムには及ばなかった。4位はフィリッポ・ガンナ(イタリア)、5位はジーク・モストフ(米国)と続いた。

過去にこのカテゴリーでドイツ勢としてはマルセル・キッテルが2005年、2006年と2連覇しており、また男子エリート部門では同じくドイツのトニー・マルティンが3連覇中である。カムナもこの2人に続く世界的なトップ選手へと成長することが期待されている。

虹色のジャージ「アルカンシエル」に袖を通したカムナは「ボロボロになったし、すごくうれしいし、すごく疲れたよ。ラスト5kmは上りが最も厳しい区間だった。特に25kmもサドルに座り続けた後だったからね。上りの頂上で、僕がトップタイムだとコーチが教えてくれた。だから、下りではクラッシュしないようにと願ったよ。でも、その時点で勝ったと思ったんだ」と力強く語っていた。

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