2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ、9月10日の第17ステージでトム・ボーネン(オメガファルマ・クイックステップ)はチームメイトともにステージ優勝を狙ったが、最後の集団スプリントには絡めなかった。
結局、ボーネンは22秒遅れの62位でゴールし、さらに11日の第18ステージには出走しないことを決断した。チームから発表されたコメントは以下の通り。
「ラスト数kmの石畳区間には、石畳が敷かれていない小さなスペースがあった。みんなそこを走っていて、僕はカンチェラーラ、スタイベン(ともにトレックファクトリーレーシング)、ボドナール(キャノンデール)の後ろについていた」
「何が起こったのかわからないけど、ボドナールがメカトラにあったみたいで、左に動き、僕はブレーキをかけることになった。その瞬間100m離されて、ペースが速かったので復帰できなかった。僕のスプリントは、ゴールラインにたどり着く前に終わったよ」
「いずれにせよ。ブエルタでの自分の走りには満足している。(総合争いのエース)ウランがリタイアしたので、僕は回復に集中し、チームタイムトライアル(TT)で始まる世界選手権の準備をした方がいいんだ。2012年の思い出はすばらしく、個人の勝利と比べても最高の気分なんだ。再びメンバーに加われることがうれしいよ」
なお、オメガファルマ・クイックステップは世界選手権のチームTTで、過去2連覇している。ボーネンは2年ぶりにチームTTのメンバーに加わることになる。
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